食品スーパーの大阪屋ショップ(富山市)は2026年3月6日、射水市に設けた精肉プロセスセンターを本稼働させる。
センターの住所は射水市西高木1236で、675坪の敷地にある平屋2棟の延べ床面積は360坪となる。
生肉(牛肉・豚肉・鶏肉)、生食関連商品を取り扱う。生産能力は最大で1日当たり30,000パックで、大阪屋ショップ全54店へ供給する。
このニュースを見ていて「何だか既視感があるなあ」と思い出したのが、同業の「アルビス」も射水市に加工センターを置いていることだった。
アルビスは2019年に精肉・惣菜用の施設、2025年に水産・青果の加工場を設けている。いずれも立地は本社そばだ。
アルビスの本社所在地は「射水市流通センター水戸田」であり、その地名から分かるように、北陸自動車道や東海北陸自動車道に近くて四方八方に行きやすい場所にある。
そのアルビスの出店範囲は「北陸3県、岐阜県、愛知県」で、2025年9月末時点で69店を展開している。対する大阪屋ショップの出店範囲は「富山県、石川県、岐阜県、愛知県」。市町村単位で細かく見れば違いは多々あるが、県単位では両社の出店戦略が非常に似通っている。
過去のいきさつは別の機会に説明するが、実は両社は因縁浅からぬ仲で、現在もライバルとしてしのぎを削っている。そんな両社がいずれも北陸に加えて東海方面での事業拡大を目指し、射水市に加工センターを置く……。
外野から見ていると、切磋琢磨のような潰し合いのような、興味深い展開になってきた。

