東証プライム上場、小松マテーレ(能美市)の株式を、大株主であるシンフォニー・フィナンシャル・パートナーズ(シンガポール)が買い増した。大量保有報告書によると、保有比率は直前の12.66%から13.97%に高まった。
シンフォニー・ファイナンシャル・パートナーズは日本とシンガポールを拠点とするヘッジファンドで、小松マテーレが発行する39,240,999株のうち、5,481,900株を保有している。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為を行うこともありうる」としている。
最新の公表資料によると、2025年9月末時点で小松マテーレの大株主順位(自社保有分を除く)はシンフォニー・フィナンシャル・パートナーズがトップで、当時は8.84%を保有していた。
その後、ほかの大株主から大幅に買い増した報告はないため、シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズが現在も筆頭株主とみられる。
東証スタンダード、北陸電気工業(富山市)の株式について、大株主のフェローテック(東京)は断続的に買い増しを進め、保有比率を11.83%に高めた。
フェローテックは半導体製造装置の内部を真空に保つ「真空シール」で世界シェア約7割を誇るハイテク部品メーカー。北陸電気工業が発行する8,450,099株のうち999,500株を保有している。保有目的は「取引関係強化を目的とした政策投資」で「状況に応じて重要提案行為等を行うこともありうる」としている。
フェローテックは2025年9月末時点で北陸電気工業の株式の9.28%を持つ筆頭株主だった。その後、他社が大量に買い増した様子はなく、よってフェローテックは現在も筆頭株主とみられる。定期的に買い増しを実行している当たり、これからも保有比率を高めていく方針のように見える。

