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白山市のDIC北陸工場、地下水から高濃度の有害物質を検出/市「井戸水は飲用を控えて」

印刷インキや有機顔料を製造するDIC(東京)は2026年2月17日、白山市湊町にある北陸工場bの敷地内で地下水を自主調査したところ、環境省の指針値を上回る濃度のペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)を検出したと発表した。

白山市は水道の水質には問題がないとし、水質検査の結果が得られるまで、DIC北陸工場に近い湊町1~6、8~10区では井戸水の飲用を控えるよう呼び掛けている。

環境省によるPFOS・PFOAの解説はコチラ。

高濃度のPFOSとPFOAは敷地内の浅い地層の地下水で確認された。DICによると、工場内で飲用水や工業用水として利用している深い地層の地下水からは検出されていないという。

PFOS・PFOAはかつて工業用品から生活用品まで幅広く使われた。ただ、2000年代に入って有害物質とされ、日本国内ではPFOSが2010年、PFOAが2021年から製造・輸入が原則として禁止された。

DICが公表した資料によれば、北陸工場は1959年に操業を始め、1977年から2003年までPFOSを製造していた。PFOA自体を製造した記録はないが、PFOA関連物質を製造していた時期もあった。

DICは2月18日から地域住民向けの説明会を開催する。また、敷地内の状況把握を進め、地下環境への負荷低減対策などを進めるらしい。

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