北陸銀行と北陸電力は2023年夏ごろ、北陸銀行の所有地に北電グループがメガソーラー発電所「ほくほくソーラーパーク」を建設・所有し、発電した全電力を北陸銀行の店舗などに供給する取り組みを始める。北陸銀行によると、地銀として最大級のメガソーラー施設らしい。
2022年10月25日に締結した「カーボンニュートラルの推進に向けた連携に関する協定」に基づく第1号案件となる。
発電所を造る場所は富山市西大沢515番で、年間の発電量は一般家庭1,100世帯分に当たる3,300MWhとなる。この発電量は北陸銀行が北陸地区で消費する電力量の約25%に相当するという。
開発・運営は北電の100%子会社、北陸電力ビズ・エナジーソリューションが担う。
【余談】 ???名称が「ほくほく」???
北陸銀行は2004年9月、北陸銀行が設立した持ち株会社が北海道銀行を子会社化する形で経営統合した。持ち株会社は当初、別の名称だったが、北海道銀行との経営統合に合わせて「ほくほくフィナンシャルグループ」に商号を変更した経緯がある。
もちろん、この「ほくほく」は「北陸」「北海道」の1文字目をつなげたものだ。
で、今回のメガソーラー事業の発表を振り返ってみる。
発電所の名称は「ほくほくソーラーパーク」。だが、富山市内の太陽光発電事業に北海道銀行が関わるとは思えない。まさか「北陸銀行」「北陸電力」から1文字目を取って「ほくほく」?
そんなバリエーションもアリなのだとしたら、この地には「北陸」「北國」「北日本」などを冠した社名だらけだが…。まあ、ほくほくフィナンシャルグループから引用しただけかもしれないけど。