金沢駅前の「ホテル金沢」を経営するサイトリ細胞研究所(東京)は2022年11月11日、ホテル金沢などの保有不動産について、あらためて売却を加速させるとの意向を表明した。
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※続報は以下のリンクから
サイトリ細胞研究所は現在、事業構造の再構築を進めている。今後は医療機器や医療ツーリズムに経営資源を集中させ、不動産に関しては「保有」から「運用」に軸足を移す方針である。
ホテル金沢をグループ傘下に収めた際は「FRACTALE(フラクタル)」という社名だった。しかし、事業構造の改革に合わせ、2022年7月1日には社名を「サイトリ細胞研究所」に変更している。
22年6月の筆者の取材によると、コロナ禍で赤字経営を余儀なくされているホテル金沢を売却し、経営の効率化を進めたい方針なのだという。