決算発表を延期したクスリのアオキホールディングス、翌営業日の株価は市場平均を上回る下落

決算発表を延期したクスリのアオキホールディングス、翌営業日の株価は市場平均を上回る下落

2021年10月4日

2021年10月1日に第1四半期決算を発表予定だったクスリのアオキホールディングス(HD、白山市)の株価は翌営業日に当たる10月4日、市場平均を上回る下落となった。

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同社の終値は前営業日に当たる1日終値と比べ、140円(1・84%)低い7470円だった。この日の日経平均株価(225種)は326円(1・13%)下げた2万8444円だったため、市場平均を超える下落だったと言える。

1日終値は7610円で、この日の同社の株価は安値が7380円、高値が7530円。つまり、前日終値に全く届くことなく取引を終えた。地合いの悪さもあるだろうが、1日の夜になって事後報告的に決算発表の延期を発表した体質が嫌気されたのではないか、と思う。

同社は4日、四半期報告書の提出期限を10月4日から11月4日に遅らせる許しを得たと発表した。「速やかに」財務諸表を作成し、会見監査人のチェックを受けるそうだ。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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