JR西日本は2023年3月18日のダイヤ改正に伴い、北陸新幹線「かがやき」「はくたか」で東京と行き来する際の所要時間(片道)を最大2分短縮する。
大宮ー高崎間の最高速度が時速240㎞から275㎞にスピードアップするため、所要時間が短くなるということだ。
北陸3県の各駅と東京駅の最短時間は以下の表の通り。
かがやき | 改正前 | 改正後 |
---|---|---|
金沢 | 2時間27分 | 2時間25分 |
富山 | 2時間 7分 | 2時間 5分 |
はくたか | 改正前 | 改正後 |
---|---|---|
金沢 | 2時間55分 | 2時間53分 |
新高岡 | 2時間41分 | 2時間39分 |
富山 | 2時間32分 | 2時間30分 |
黒部宇奈月温泉 | 2時間19分 | 2時間17分 |
高山本線、朝に富山へ向かう利便性を向上
高山本線では、朝に速星ー富山の短い区間で走っている列車の始発駅を後ろに延ばし、越中八尾発富山行きとする。これにより、朝6~8時に越中八尾を発車する富山行き列車は、5本から6本に増える。
「花嫁のれん」は車掌不在に
七尾線の観光列車「花嫁のれん」は車掌の乗務を止め、運転士とアテンダント(サービススタッフ)のみとする。