北陸鉄道、高山・白川郷を経由した高速バス金沢ー名古屋線を新規開設/23年2月から運行

北陸鉄道、高山・白川郷を経由した高速バス金沢ー名古屋線を新規開設/23年2月から運行

北陸鉄道(金沢市)は2023年2月20日、名鉄バス(名古屋市)と共同で、岐阜県高山市や白川郷を経由して金沢と名古屋を行き来する高速バス路線「名古屋ー白川郷・金沢線」を開設する。

新型コロナウイルス禍で打撃を受けたインバウンド需要の回復を見据え、中部エリアを縦断する路線を設け、利便性の向上を図る。

新規路線で運行するのは、金沢駅東口発が8時55分と17時の2便、名古屋市の名鉄バスセンター発が9時50分と16時の2便となる。これに伴い、金沢駅東口と白川郷を結ぶバス1往復の運行を取り止める。

新規路線は1月20日に予約受付を始めた。運賃は金沢ー名古屋が片道(大人)3,600~5,500円となる。

ちなみに、金沢ー名古屋を走るバスは現在、北陸自動車道経由で1日11往復ある。これに新規路線が加わるため、1日13往復に増えることになる。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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