【続報】ダイワ通信は連続ストップ高/スシロー迷惑動画で高騰/株価は2日間で1.5倍に

【続報】ダイワ通信は連続ストップ高/スシロー迷惑動画で高騰/株価は2日間で1.5倍に

携帯電話代理店やセキュリティー事業のダイワ通信(金沢市)の株価が、2023年2月6日の株式市場において、ストップ高となる前日終値比400円(25.56%)高い1,965円で引けた。ダイワ通信の株価がストップ高で引けるのは2営業日連続となる。

高騰の原因はスシローをはじめとした回転寿司の迷惑動画が相次いでアップされ、回転寿司各社が対策を強化することから、ダイワ通信のセキュリティー事業が伸長するとの思惑が高まっているためとみられる。

過去の記事は以下のリンクから

スシロー問題動画の余波で、金沢・ダイワ通信の株価がストップ高に?時間外取引で「昨年来高値」へ

2023年2月3日の日本株式市場で、ダイワ通信(金沢市)の株価がストップ高で引け…
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上場来高値を更新

ダイワ通信の株価は23年2月2日の終値が1,265円で、翌3日に300円高の1,565円でストップ高に。市場が休む土日を挟み、6日に2日連続のストップ高となった。株価は2日間で1.5倍になった。

ダイワ通信の株価はこれまで、上場した当日に当たる2022年12月26日に付けた1,638円が上場来高値となり、その後は低調に推移していた。

ところが、今回のスシローなどの騒動を受け、株価が高騰し、上場来高値を更新した格好だ。

時間外取引では、さらに上昇

なお、6日21時時点の時間外取引では、6日ザラ場終値より120円(6.11%)ほど高い2,085円前後で取引されている。


それにしても、筆者個人としては、こういうタイムリーな社会問題を解決できる先進的企業が地域に存在し、株価が連騰するほど世間から期待されているなら、地元マスコミは使命として、提灯記事やイベント記事なんか後回しにし、急いで社長インタビューや実際の影響を報道すべきだと思うのだが…。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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