スギヨ、ズワイガニ雌雄ハイブリッドのカニカマ「香り箱 極」を開発/2023年3月1日に発売

スギヨ、ズワイガニ雌雄ハイブリッドのカニカマ「香り箱 極」を開発/2023年3月1日に発売

スギヨ(七尾市)は2023年3月1日、ズワイガニの雄と雌の魅力を掛け合わせたカニカマ「香り箱 極(きわみ)」を発売する。

スギヨは1972年、世界で初めてとなるカニカマ「かにあし」を生み出した。2004年にはズワイガニの雌「コウバコガニ」をイメージした「香り箱」を発売し、2007年には雄をイメージした「大人のカニカマ」を売り出した。

今回、それぞれのカニカマを生み出したスギヨが両者から「良いところどり」した商品として、理想形である「香り箱 極」の開発に着手した。

スギヨによると、雌の特徴は「柔らかく食べ応えがある。淡白ながらもカニの旨味と自然な甘みが口いっぱいに広がる」。一方、雄の特徴は「繊細でとてもジューシー。繊維1本1本は主張せず舌の上でほぐれる感覚」らしい。

その上で、今回は100種類以上の香りを分析・検証し、雄のカニの複雑な旨味を再現したほか、雄特有のボリューム感があり、繊維は雌のように細くしなやかに仕上げた。また、雌の繊細な口当たり、ほぐれ感とジューシーさがある一方、雄のように口の中においしさが溢れる感覚を生み出すよう工夫したらしい。

13g×10本(130g)で、希望小売価格は398円(税抜き)。鮮魚売り場で販売される。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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