【独自、続報⑪】イオン御経塚SC跡地の開発、核店舗はホームセンタームサシ、ヤマダデンキ「Tecc LIFE SELECT」、イオンスタイルに決定/2023年6月にも開業か

【独自、続報⑪】イオン御経塚SC跡地の開発、核店舗はホームセンタームサシ、ヤマダデンキ「Tecc LIFE SELECT」、イオンスタイルに決定/2023年6月にも開業か

2023年2月20日

野々市市御経塚2丁目にあった「イオン御経塚ショッピングセンター(SC)」の跡地で建設工事が進む複合商業施設のうち、核店舗となる3店の業態が決定した。ちなみに、気になるオープン時期は早ければ2023年6月下旬になるとみられる。

3店の顔ぶれは当サイトで既に紹介したヤマダデンキ(群馬県高崎市)の新業態店「Tecc LIFE SELECT」の野々市御経塚店に加え、商業施設の開発を主導するアークランズ(新潟県三条市)の「ホームセンタームサシ御経塚店」、イオンリテール(千葉市)の食品スーパー「イオンスタイル御経塚」となる。

「Tecc LIFE SELECT」に関する過去記事、イオン御経塚SC跡地のまとめページは以下のリンクから

【独自、続報⑨】イオン御経塚SC跡地、ヤマダデンキ店舗は北陸初の新業態店「Tecc LIFE SELECT」に決定

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ホームセンター「ムサシ」を展開するアークランズ(旧アークランドサカモト)は、野々…
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ムサシは野々市に2店を併存させるもよう

「ホームセンタームサシ」は野々市市新庄6丁目に金沢南店がある。筆者は狭い野々市市内で本当に2店目を出すのか、既存店を閉めるのではないか、と気にしていた。

この点、新店のネーミングは「御経塚店」で、金沢南店を承継するようなニュアンスは見てとれない。よって、少なくとも当面は野々市市内にムサシ2店を併存させるようだ。

2023年2月20日にパノラマ撮影

ホームセンタームサシ御経塚店内には「ペットショップNICOPET御経塚店」も入る。

最近、ペットショップのオープンや移転の話を耳にすることが多い。さすが、子どもよりもペットの方が多い時代である…。

「イオンスタイル」と言っても、ほぼ食品か

「イオンスタイル」はイオンモールやイオン〇〇店で、イオン系列の直営売り場を指すブランドだ。

筆者の理解では、食品売り場だけでなく、衣料品やインテリア、子供用品、おもちゃの売り場も含めたものが「イオンスタイル」という認識だ。ただ、新店「イオンスタイル御経塚」は主に食品を扱う店になりそうだ。

もっとも、ちょっとした衣料品、インテリアはホームセンターにも売っている。同じ施設内ですみ分けを図る意味で、機能を絞り込んだのかも知れない。

なお、イオン御経塚SC跡地の開発では2023年4月、南側駐車場だった場所で住宅総合展示場がオープンする見通しとなっている。

開発現場に包囲された美容室「nambu-WEST」は閉店

さて、イオン御経塚SCや駐車場の跡地の開発では、旧建物や駐車場設備が解体され、複合商業施設や住宅総合展示場の建設工事が進んできた。それら現場に包囲されるような場所で営業を続けていた美容室「nambu-WEST」が、2023年2月12日に閉店した。

ホームページによると、同店は2003年3月6日にオープンし、20年の月日を重ねた。今回は「地主の意向」によってやむなく閉めることになったらしい。ホームページは「一旦クローズ」と表現しているので、近隣で再出店するつもりだろう。

それにしても、このタイミングで閉店とは…。周りでガンガン工事が繰り広げられる中で営業を続けていたので、新しい複合商業施設や住宅総合展示場ができた後も、あの場所にあるものと思っていた。

周囲の新しい施設がオープンするまで、あと半年もない。詳しい背景は分からないが、一市民としては、美容室跡が中途半端な形で取り残されないことを願う。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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