食品の値上げが相次いで家計を圧迫する中、スーパーマーケット経営のアルビス(射水市)は2023年4月1日、自社で企画開発したプライベートブランド(PB)商品の一部36アイテムの値下げに踏み切る。全66店が対象となる。
アルビスは2022年末から、一部PB商品を対象に「価格据え置き企画」を実施してきた。今回はこうした取り組みをさらに前進させるもので、利用頻度の高いPB商品の販売価格を引き下げる。
対象期間は23年4月1日~6月30日。値下げする品目は以下の通り。
※ちなみに、筆者の激推しアイテムは「八番麺家 味噌らーめん 2食入」です!
一般にPB商品は利益率が高く、通常の商品よりも値下げの余地はあるはず。とは言え、PB商品だって原材料高の影響はあるだろうから、決して楽ではない施策だろう。
良い意味で時代に逆行したような思い切った取り組みにより、新規ユーザーの獲得につなげるとともに「値上げ」が連呼されることによる消費意欲の減退を防ぐ目的があるとみられる。何にせよ英断と言えそうだ。