大谷工業、富山市古沢に新工場建設/2025年12月に操業開始/射水市から一部工程を移管

大谷工業、富山市古沢に新工場建設/2025年12月に操業開始/射水市から一部工程を移管

富山県発祥で、東証スタンダード市場に上場する大谷工業(東京)は、富山市古沢に新工場「呉羽南部工場(仮称)」を新設する。2025年12月の操業開始を予定する。

場所は北陸自動車道・富山西インターチェンジの近く。自社の所有地(7,991㎡)に、延べ床面積1,590㎡の建物を造る。投資額は現時点で未定となっている。必要資金は自己資金と借り入れで賄う。2024年3月に着工する。

大谷工業は射水市戸破に主力工場の「富山工場」を置く。ただ、この工場が手狭な上に建設から44年が経って老朽化が進んでいる。

同社は配電金物や通信金物を作っている。新たに設ける呉羽南部工場は電力通信関係の生産拠点とし、富山工場にある製造部門の一部工程を移管して合理化・効率化を実現する狙いである。

大谷工業の概要やWBC効果(?)に関する過去記事は以下のリンクから

WBC・大谷翔平効果か?富山県発祥、ホテルニューオータニ関連会社「大谷工業」の株価がストップ高

面白いことがあるものだ。2023年3月9日の株式市場で、東証スタンダードに上場す…
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国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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