jig.jpが黒字転換の損益予想をさらに上方修正／時間外取引で株価が爆上げ

ソフトウェアの企画や開発を手掛けるjig.jp（本店・鯖江市）は2023年4月26日、もともと黒字転換を見込んでいた2023年3月期の業績予想を上方修正した。

	売上高	営業損益	純損益
23年3月期修正予想	10,503	990	978
22年3月期の実績	8,984	▲261	▲215

従来予想と比べた各利益の上積み分は営業利益、経常利益が7％ほど、純利益が16％ほど。それだけでも立派だと思うが、利益の絶対額が近年の水準と比べてかなり大きく、時間外取引で株価は爆上げ。同日19時時点では同日終値より18％ほど高い300円強で取引されている。

ちなみに上方修正の理由にはライブ配信事業「ふわっち」が想定より順調に推移したことが挙げられている。純利益は法人税等調整額1億7,200万円が加わるため上積み率が大きくなった。

ただ、この特別利益がなければ、純利益は計画を下回っていた計算になる。株価が急騰する中、長期的な投資対象銘柄として検討するかどうかは、この辺りをどう見るかによると思う（詳細は決算書が出てこないと分からないか）。