JR西日本が発表した2023年のゴールデンウイーク(GW、4月28日~5月7日の10日間)の鉄道利用状況によると、北陸新幹線(かがやき・はくたか)、在来線特急(サンダーバード・しらさぎ)の乗客は計58.7万人で、2022年比125%(=25%増)となった。
「コロナ禍前の2018年」と比べると95%の水準で、ほとんどコロナ前に戻ったようだ。
【追記】Twitterで「なぜ『コロナ前』の比較対象が19年ではなく18年なのか」と疑問をいただいた。私見だが、2019年は改元に伴う10連休で、あまりにイレギュラーな状況だったため「コロナ前の平年」という意味で2018年と比べるのだと理解している。
新幹線は上下合わせて29.8万人が利用した。22年比123%、18年比97%。サンダーバードは21.0万人で22年比127%、18年比93%。しらさぎは8.0万人で22年比124%、18年比93%減だった。