【続報】「ひまわりチェーン泉野店」跡地の「ローソン」は23年6月2日にオープン

【続報】「ひまわりチェーン泉野店」跡地の「ローソン」は23年6月2日にオープン

今回の記事は読者の方からの情報提供が端緒です。ありがとうございます

金沢市泉野町3丁目にあった食品スーパー「ひまわりチェーン泉野店」の跡地で建設が進んでいたコンビニエンスストア「ローソン金沢泉野町店」が、2023年6月2日の午前8時にオープンすることになった。

初報は以下のリンクから

【独自】「ひまわりチェーン泉野店」跡地、23年5月にもコンビニ「ローソン」完成

金沢市泉野町3丁目にあった食品スーパー「ひまわりチェーン泉野店」の跡地に、コンビ…
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場所は下の地図の通り。「野町広小路」交差点を寺町方向に進んで「寺町五丁目」交差点を右折、泉野方向へ道なりに400mほど進んだ地点となる。2022年4月まで、ひまわりチェーンの店舗が営業していた。

さて、周囲の主なコンビニをマップに落とし込んでみる。青色がローソンで、「☆」が今回の金沢泉野町店。赤色がセブンイレブン、緑色がファミリーマートだ。上方の青色の印の近くが野町広小路交差点、右手が寺町側だ。

見ての通り、野町広小路から泉野町にかけてはローソンだらけ。特に金沢泉野町店の出店地は道の反対側ではあるものの、南方に300mほど言った場所に「金沢弥生店」があるぐらい密集している。

周囲はドラッグストアが少ない

逆に、地図を眺めたり現地に行ったりして思うのは、スーパーマーケットやドラッグストアの少なさだ。この時世、県庁所在都市の中でも人が多く住むエリアにあって、ドラッグストアが見当たらないというのは、かなり珍しい。

この辺を歩くと、古い住宅や寺院が多く、まとまった空き地が出る機会は少なそうだ。だから、それなりの広さを持つ駐車場を設けられることが前提条件とも言えるドラッグストアが入り込めない場所なのかも知れない。

知人に聞いた話では、近所に生鮮品を変える場所が少ないため、高齢住民の中には「果物1つ買うにも、結局はコンビニしか選択肢がない」と嘆く声もあるらしい。そんなエリアだからこそ「ローソンの斜め向かいにローソン」みたいな判断が成り立つのだろう。

情報提供は「うれしい」

この記事は読者の方からの情報提供を端緒として記事化できた。筆者の手と頭が足りない事情から情報提供を「ありがたい」と思うのはもちろんだが、実は「うれしい」という気持ちの方が強い。

ネットで感じる「つながり」

ネットで記事を書いていると、読者の方の顔が見えにくい。どんな属性の人が、どれだけの頻度で見てくれるのか。多少のデータはあれども、具体的な読み手の姿まで想像できない。それは書き手にとって不安なことでもある。

それは読者の方も同じだろう。例えば、新聞社なら本社ビルや支局といった建物があり、紙という媒体があり、社員も多くいる。それら具体的な存在は読み手が書き手に親近感を抱くきっかけになり、会社や社員への信頼につながる。ネットでは、それがない。

それなのに、こうして記事を書き続けると、継続的に応援してくれる方が少しずつ増えてきた。互いの顔は知らないのに。サイトを通じてしか結び付いていないのに。不思議なつながりである。

「手間」「面倒」を超えて

いくらPCやスマホに通じていても、情報提供が手間なのは間違いない。わざわざ当サイトを開き、問い合わせフォームに名前とアドレスを入力し、用件を打ち込む。それも、面識がない筆者に宛てて。

そんな、たくさんの面倒をクリアしていただいた上で届けられるメッセージを見ると、筆者も少しは価値ある記事を書けているだろうか、と励みになる。だから「うれしい」。

他の仕事もしながら当サイトで書いていると、ネタを仕入れても「めんどくさいから後日にするかな」と思うことも、しばしば。そんな時、まるで応援メッセージのような情報提供メールを見て「いやいやいや、俺が面倒って言ったらダメやろ」と腰を上げている。

いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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