金沢駅西にマクドナルドが帰ってきた。
2023年6月1日、金沢市西念4丁目の50m道路沿いに「金沢けやき通り店」がオープンしたのだ。
※過去記事は以下のリンクから
文苑堂ツタヤ金沢店の駐車場にあり、ニトリの向かい。営業時間は7:00~23:00となっている。
ドライブスルー注文までの動線が長く
筆者は新型コロナウイルス禍に入って以降、マクドナルドの新店舗の作り方(レイアウト)が変わってきたことに注目してきた。簡単に言うと、ドライブスルーの注文窓口が「敷地の手前」から「敷地の奥」に移動した。
古い従来型店舗の一例として、金沢新神田店(金沢市新神田4丁目)を見てみる。
右手の大通りから敷地に入ってすぐにドライブスルーの注文窓口があり、そこを曲がると受け取り窓口がある。動線は短い。
一方、2022年11月に建て替えオープンした野々市店(野々市市本町6丁目)は以下の写真のようなレイアウトになっている。
写真手前が大通りで、駐車場を越えたところに注文窓口がある。しかも2レーン。さらに先に受け取り窓口がある。
そして今回オープンした金沢けやき通り店を、大通りから入ってドライブスルーを利用する感じで見てみる。
敷地に入ってから、建物の外周をぐるりと回る感じで進む。動線はめちゃくちゃ長い。注文するのは、いま一度、大通りの方を向いてからだ。
「マック渋滞」「ケンタ渋滞」「スタバ渋滞」
金沢新神田店のようなレイアウトだと、週末や平日でもランチ時間帯を中心に、車列が道路にはみだしやすい。特にコロナ禍でテイクアウト需要が盛り上がってからは「マック渋滞」(または「ケンタッキー渋滞」「スターバックス渋滞」も?)によく出くわした。
最近の新店舗は、こうした事態に起因するトラブルや事故を防ぐため、早めにドライブスルー利用者の車を敷地内に引き入れ、車列はなるべく敷地内にできるよう配慮して設計しているようだ。
……という発見でした。