スウェーデン発の大型インテリアショップ「IKEA(イケア)」の商品受け取りセンターが2023年6月22日、富山市内に誕生する。
北陸3県では2023年3月16日に開設した金沢市(大野町4丁目ソ10番3)に次いで2カ所目となる。
名称は「商品受取りセンター富山」で、住所は北陸自動車道富山インターチェンジに近い富山県富山市黒崎302。
イケア・ジャパンによると、IKEAオンラインストアやイケアの実店舗で購入した大型家具の受け取りを、通常よりも手ごろな配送料金で実現できる拠点となる。
受け取りサービスはIKEAオンラインストアか店舗で申し込めるが、商品の出荷は全て近隣の特定店舗から発送されることになる。そのため、近隣店舗に在庫がない商品はサービスを利用できない。
金沢のセンター利用で「ポエング」を買おうと…
今回の発表に合わせたわけではないが、せっかく金沢市内に受け取りセンターがあるので、筆者も利用「しようとしてみた」。
独立から1年ちょっと。新たに勉強したいことが山ほどあって、読みたい本が山積みどころか山脈のようになっているので、読書用パーソナルチェアを注文することに。対象は「POANG(ポエング)」という、少しゆらゆらするらしい。
金沢の場合、大阪のIKEA鶴浜から商品を運んでくる。商品重量300㎏までの配送料金は3,900円だ。高速道路はもちろん、仮に一般道で行っても3,900円で行って帰ってこられるわけはないので、お得な料金と言えそうだ。
センターは「大型商品」のみ対応
IKEA好きの妻に、合わせて買いたい小型家具を選ばせ、いざオンラインストアから注文しようとしたら、どう頑張っても注文できない。
よく見ると、センター受け取りサービスの対象は「大型商品」のみ。
いや、ポエングって組み立てたら高さは1mあるし、縦横それぞれ70㎝はある。これも「大型」に該当しないの???
結局、自宅へ運んでもらうことにすると…
「自宅まで運んでくれるサービスもあるみたいし、配送料金は高いだろうけど、最悪それで頼むかAmazonで買うか…」
と覚悟して希望商品をカートに入れ、いざ配送料金を見てみると、なんと1,900円。
ん???
1,900円???
3,900円で「お得」と思った後だから妙に安く感じ、何だか得した気分でポチってしまった。
というわけで、受取センターができるのは確かに嬉しいことなんだけど、サービス対象は大型商品だけ。たぶんベッドとかソファ、キッチンの類で、それ以外のものはオンラインストアから1,900円の送料を払えば、普通に自宅まで持ってきてくれるよ、という話。
組み立て簡単/書斎に置き、くつろぎタイム
水曜の明朝に注文すると、土曜の昼には自宅へ届いた。組み立てに使う工具は付属している。
説明書は日本語表記がないが、絵が分かりやすい。複数種類のネジの違いが小さすぎて分かりにくい(下の写真1枚目には2種類の太さが混ざっている。分類すると2枚目になる)ことを除けば、作業は簡単だった。
下の写真のような感じで組み立て、書斎として使っている和室にポエングを置いてみた。以来、読書がはかどって、何か良い感じ。皆さまも、ご興味あれば、ぜひ。