2023年前半(1~6月)が終わった。この間、いろんなことがあり、振り返りの切り口もさまざまだろうが、ここでは「Bizラボ」らしく、北陸3県の銘柄の株価騰落率をまとめる。
対象は北陸3県に本社・本店を置く70社。北陸発祥であっても、本社も本店もヨソに移した会社(コマツや不二越…)は対象としていない。
比べたのは2023年最初の営業日だった1月4日の終値と、6月最後の営業日だった今日(30日)の終値。途中で新規上場した2社については参考までに今日の株価のみ記載した。
皆さんは上位に入ってくるのが、どの会社か充てられるだろうか??
まず11~60位の発表
まずはトップ10とワースト10を除く50社と参考の2社の紹介から。
比較可能な70社のうち、54社までがプラスという点に、株式市場全体の好地合いを感じる。上昇率が1割を超えるのは33銘柄もあった。
サンプルが少ないので業種別の傾向までは読み取りにくいが、製造業が上位に食い込んでいる印象。2022年は円安と原材料高に苦しめられたが、そのマイナス影響も一巡し、値上げに成功している会社も出ているあたりを反映したか。
ワースト10の発表
筆者の性格の悪さを反映し、トップ10より先にワースト10を紹介。
2022年末に上場したjig.jp、その半年ほど前に上場したサンウェルズは、まだ値動きの荒い時期なので参考値だろうか。
日本製麻はゴーゴーカレーグループとの間でゴタゴタがあり、津田駒は相変わらずの下方修正連発、北國フィナンシャルあたりは上昇基調が続いた分の調整かもしれない。
トップ10の発表
いよいよトップ10。以下の通りだ。
受注好調なユニフォームネクストは、半年間で実に2倍以上の株価になった。6月13日には年初来高値の766円をマークしている。ダイワ通信はスシロー醤油ペロペロ問題や通園バス児童置き去り問題を受けて材料がたくさん出た。
北陸電力は値上げに踏み切ったことで業績改善に期待が高まる。筆者は「値上げけしからん!社員の給料を……」とか怒っても仕方ないと心得ているので、こういう場合はむしろ北電の株を買い、儲けさせてもらった。これで値上げ分はチャラだ。
他はこういうと失礼だが、やや地味な会社が多い印象。コロナ禍で大型株が爆上がりしている中であまり日の目を見なかった地方の優良企業に、やっとスポットライトが当たってきたのだろうか。
最後に、1~70位と参考の2社を一挙に掲載する。
ふう、疲れた。ねぎらう気持ちのある方は、このページのアマゾンや楽天のアフィリエイト広告から何か買い物して、筆者に手数料という名の御駄賃をください。できればロレックスとか高価な商品を買ってもらえると……。冗談です。2023年後半も、ご愛読よろしくお願いします。