三光合成の2024年5月期、過去最高益を更新の見込み/配当は4年間で倍増する予定

三光合成の2024年5月期、過去最高益を更新の見込み/配当は4年間で倍増する予定

三光合成(南砺市)は2023年7月10日、今期(2024年5月期)の連結業績予想について、売上高、各利益とも過去最高を更新するとの見通しを公表した。

売上高営業利益経常利益純利益
2023.0581,1133,4843,4682,096
2024.0585,0003,8003,6002,300
単位は百万円

自動車メーカーの挽回生産が本格化する中、三光合成では車両用内外装部品や車両向け金型が好調となっている。

前期(2023年5月期)の連結決算では、日本、欧州、アジア、北米の全4エリアが増収となり、アジア、北米が現役だったマイナス影響を、日本、欧州の大幅な増益が打ち消した。円安も増益方向に寄与し、過去最高の業績だった。

年配当は2022年5月期の1株当たり14円に対し、23年5月期が16円、24年5月期が18円の予定。20年5月期に9円だったことを考えると、わずか4年間で倍増することになる。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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