Genky DrugStoresの23年6月期、営業・経常利益が過去最高へ/微増益予想から大幅増益予想へ上方修正

Genky DrugStoresの23年6月期、営業・経常利益が過去最高へ/微増益予想から大幅増益予想へ上方修正

ドラッグストア「ゲンキー」を展開するGenky DrugStoresは2023年7月20日、23年6月期の連結業績予想を上方修正し、1年前と比べて微増を予想していた営業・経常利益は大きく伸びて過去最高を更新する見通しだとした。

売上高はもともと過去最高の見込みで、今回の修正でさらに上乗せした。減少見通しだった純利益は、増加に転じる。

売上高営業利益経常利益純利益
2022年6月期実績154,6395,6756,0874,420
23年6月期当初予想168,0005,8006,1503,900
23年6月期修正予想169,0596,7107,0804,765
単位は百万円

Genky DrugStoresによると、既存店(1年以上前から営業している店)の売上高が想定以上に伸び、売上高が上振れした。

そして、食品の鮮度管理の向上で廃棄を抑制できたほか、全社的なコストコントロールを実施したことにより、販管費を抑えられた。そのため、営業利益、経常利益、純利益がそれぞれ予想を上回る見通しとなった。

現状、純利益の過去最高値は2021年6月期の48億3,100万円。今回の修正値はそれに近い水準となる。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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