大阪屋ショップが2024年春、小松市へ進出/「ホテルビナリオKOMATSUセントレ」跡地に出店か

大阪屋ショップが2024年春、小松市へ進出/「ホテルビナリオKOMATSUセントレ」跡地に出店か

2023年7月24日付の建設工業新聞によると、地場大手の食品スーパー・大阪屋ショップ(富山市)が小松市日の出町で2024年春に新店を設ける方針を固めた。

筆者は建設工業新聞を購読していない(だって1カ月1万円弱という高額だし…)ので、詳細は分からない。

なので、フォロワーさんの情報を念頭に現地へ行ってみると、どうやら日の出町4丁目の「ホテルビナリオKOMATSUセントレ」を解体した場所に建設するようだ。

以前、北陸中日新聞の記事でも、跡地にスーパーマーケットができると記載されていた。

ホテルビナリオKOMATSUセントレはもともと「ホテルサンルート小松」として1985(昭和60)年にオープンし、2023年5月に営業を終了した。

登記情報を見ると、今のところ、土地はホテルを運営していた会社「Hifリゾート」が所有したままで「サンビック富山」という会社が発注した解体工事が進んでいる。

解体工事は2023年10月末までの予定。そこから半年でスーパーのオープン…できないこともないか。

平均より やや大きめの店に?

店舗は平屋で面積が3,000㎡(900坪)ほど。

2022年のデータで地方のスーパーの売り場面積は平均1,716㎡(519坪)らしいので、バックヤード分などを差し引くと、地方の平均より少し大きい感じの店になりそうだ。

これまでの「南端」は鶴来店

大阪屋ショップのホームページによると、同社は現在、富山県内に43店、石川県に8店を展開しており、そして2023年6月には愛知県1号店として江南市に江南店を出店した。

石川県内8店の北端はかほく市で、南端は鶴来店となっている。(愛知を例外とすると)小松に出店すれば、主な出店エリアがさらに南に伸びることになり、店舗網の内側に未出店の能美市や川北町が含まれる形になる。

小松市だけ飛び出しているのは配送効率的にもったいないので、そう遠くないうちに、小松市に隣り合う能美市や加賀市にも出店するものと、筆者は予測している。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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