丸井織物(石川県中能登町)はグループの経営体制を持ち株会社制に移行した。グループ会社の宮米織物が「マルオリグループ」に商号変更した上で、持ち株会社としてグループ経営を管理する。
※8月1日付の地元新聞では所在地を「能登町」と表記していますが、正しくは中能登町です。能登町は能登半島の先端に近い奥能登にあり、中能登町は半島の中央にある七尾市の隣町で、別の自治体です。
7月1日付で宮米織物との株式交換・現物分配を実施し、丸井織物の持ち株会社とした。
持ち株会社は事業会社の支援とガバナンスの強化を担い、中長期的な視点で全体最適となるグループの経営を考える。一方、事業会社はより各事業に集中し、経営スピードを高めるとともに、新たな付加価値の創出と成長を目指すという。
丸井織物のグループは1937年に始まり、2023年4月に創業86年を迎えた。現在、グループ会社は9社を抱えている。2017年5月には東証スタンダード市場に上場していた倉庫精練(金沢市)を子会社化した。
※過去記事は以下のリンクから
■会社概要
商号:マルオリグループ株式会社(旧商号:宮米織物株式会社)
代表者:代表取締役社長 宮本 好雄
所在地:〒929-1817 石川県鹿島郡中能登町徳前12部46番地
設立:1937年2月
事業内容:グループ会社の経営管理、各種織物の製造販売、賃織並びに加工等
資本金:50百万円
商号:丸井織物株式会社
代表者:代表取締役社長 宮本 好雄
所在地:〒929-1801 石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15
設立:1956年4月
事業内容:各種織物の製造販売、賃織並びに加工、ウェブサービスを利用した販売・通信販売・制作・情報提供等の各種サービスの企画並びに提供
資本金:57百万円