ユーグレナ(東京)は「8月9日のパクチーの日」を前に、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータを基にした「パクチーの味が苦手だと感じる遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を公開し、福井県が全国1位になった。
※出生地に関するアンケートによる
遺伝子解析サービスの利用者の中から20,000人以上のゲノムデータを用い、さまざまな遺伝子タイプに関する都道府県ランキングを発表する一環。今回はパクチーを食べた時に「石鹸(せっけん)のような味」と感じやすいかどうかに関する項目を解析した。
パクチーは香草の一種で、葉や茎は独特の芳香を持っており、世界中の料理に使われるが、好き嫌いの差の大きい食品でもある。食品の好き嫌いには味や匂いの感じ方が影響すると考えられており、パクチーが嫌いな人は石鹸のような風味と感じると言われているらしい。
今回の調査では、パクチーを食べた時に石鹸のような味と感じるタイプに該当する人の割合を都道府県(出生地)別に算出した。調査は2023年7月に21,371人を対象とした。
上の地図を見て分かる通り、福井県が1位だった半面、同じ北陸でも石川県、富山県は随分と傾向が異なる。
富山県は43位で、石川県は47位。なんと、福井県民が遺伝子的に全国で最もパクチーを苦手とするのに対し、石川県は全国で最もパクチーを得意とするという結果になった。不思議だなあ。