伊藤忠商事株式会社やトナミ運輸株式会社などは、東京都が実施する「バイオ燃料活用における事業化促進支援事業」に共同で応募し、採択されました。
伊藤忠エネクス株式会社、オーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン株式会社、三愛オブリ株式会社、サントリーホールディングス株式会社、全日本空輸株式会社、日本コンテナ輸送株式会社と連携し、リニューアブルディーゼル(RD)を活用した東京都の脱炭素化推進事業に取り組みます。
この取り組みは、東京都が環境に優しいバイオ燃料を活用した車両、船舶、航空機の事業化を支援する「本支援事業」の一環で、連合各社は伊藤忠商事が調達するRDを陸上輸送車両や空港施設での作業車両に使用し、バイオ燃料の利用を拡大します。
RDはカーボンニュートラルの取り組みが進む中、輸送部門でもGHG排出削減の重要な手段として注目されており、既存のインフラや内燃機関を活用しつつ、排出削減を実現できると期待されています。伊藤忠商事は、世界最大のリニューアブル燃料メーカーであるNeste社と協力し、RDの国内での普及を推進しており、国内初のタンカーでの輸入も行っています。
伊藤忠商事は、中期経営計画において「SDGsへの貢献・取組強化」を重要な方針として掲げ、リニューアブル燃料の普及を通じて循環型社会の実現に貢献する姿勢を示しています。