セーラー万年筆、加賀市の工房「大下香仙工房」とコラボした蒔絵の万年筆を発売/2021年12月発売

セーラー万年筆、加賀市の工房「大下香仙工房」とコラボした蒔絵の万年筆を発売/2021年12月発売

2021年12月9日

セーラー万年筆(東京)は2021年12月18日、蒔絵を施した万年筆とボールペンを発売する。創業100年を超える「大下香仙工房」(加賀市)のジュエリーブランド 「Classic Ko」とコラボしている。

出典・セーラー万年筆プレスリリース

万年筆、ボールペンとも絵柄は2種類で「バンブーメッシュ」と「フローレット ドット」がある。バンブーメッシュは竹ひごが組まれた竹籠のデザインで、籠目は魔除けの文様ともされている。フローレット ドットは幸福のシンボルとして愛される花弁文様となる。

万年筆はペン先がステンレス、ペン先仕上げがゴールド。希望小売価格は3万9600 円(本体価格3万6000 円)。ボールペンは希望小売価格が2万8600円(同2万6000円)。

今回の製品は2020年10月の第1弾に続くコラボとなる。 

    

プレスリリースによると、大下香仙工房は明治27(1894)年から続く蒔絵工房で、初代・大下雪香が金沢で習得した高度な装飾技術を要する加賀蒔絵を、故郷の加賀・山中で作り伝えてきた蒔絵工房。加賀蒔絵のもつ清冽さや繊細さ、優雅さを追求している。

そして、Classic Koは大下香仙工房のジュエリーブランド。名前は「古典的な、一流の、時代に左右されない」などの意味を持つ「Classic」と初代・雪香から受け継がれる雅号「香(Ko)」から来ている。時代を経て受け継がれてきた装飾技術「蒔絵・漆」の手技を駆使し、現代の感性による独自のミックス感覚を持った「美しさ」を築いている。

これは2020年10月に発売された第1弾商品

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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