旅行新聞新社(東京)の企画「第47回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の結果が2021年12月11日に発表され、七尾市和倉温泉の旅館「加賀屋」は総合2位となり、5年ぶりに首位から陥落した。
加賀屋はもてなし部門で1位、料理部門で2位、施設部門で3位、企画部門で2位となった(そもそも「施設部門」って何だろう。施設なんてそんな頻繁に変わらないだろうに…)。
総合1位は福島県母畑温泉の「八幡屋」で、3位は岐阜県下呂温泉の「水明館」だった。北陸からは9位に加賀市山代温泉の「ゆのくに天祥」が入った。
加賀屋は2015年まで36年連続で総合1位となり、16年は総合3位、17~20年は4年連続1位だった。
北陸で総合11~100位に入ったのは次の施設。
19位 瑠璃光(山代温泉)
42位 茶寮の宿あえの風(和倉温泉)
46位 日本の宿 のと楽(和倉温泉)
52位 まつや千千(あわら温泉)
68位 たちばな四季亭(山代温泉)
81位 加賀屋別邸 松乃碧(和倉温泉)
日本一じゃなくても加賀屋の価値が落ちるわけじゃない、と個人的には思う。
宿泊施設って、一般人はそんなにしょっちゅう行く場所ではない。数少ない自分の思い出に残る場所こそ不動の1位だ。頻繁に宿泊施設を利用する「プロ」の目線と温度差はあるはず。
とは言え、働いている人のモチベーションでもあるはずだから、来年は日本一奪還、がんばれ!