富山市にメイン生産拠点を構え、2023年10月25日に上場する半導体製造装置メーカー「KOKUSAI ELECTRIC」は16日、新規株式公開(IPO)に伴う売出価格を1株1,840円に決めた。これにより、上場時の時価総額は4,200億円を超える見通しとなった。
ロイター通信によると、この時価総額だと、2018年に上場した携帯電話大手のソフトバンク以来の大型上場になるらしい。
KOKUSAIは富山市八尾に巨大な生産拠点を置いている。さらに、砺波市内では新たな工場を建設している。
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ロイター通信によると、海外で販売した分の需要倍率は10倍超の高さだった。上場が承認された当初は全体の45%を海外機関投資家に販売するはずだったが、旺盛な需要を受けて最終的には55%まで比率を高めたという。
米運用大手のキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントが1,931万株、ラザード・アセット・マネージメントが586万株の購入を約束したことも明らかになっていた。