蔦屋書店オンラインストアなどは2023年12月20日、石川県の「山中漆器」の伝統技術をを受け継いだコーヒー器具として、カリタ(横浜市)の「漆塗り白檀シリーズ」の独占先行販売を始めた。
先行販売は2024年2月29日まで。
一点モノ
1888年創業のウチキ(加賀市)が協力しており、独自の「漆流し」の手法で金粉をちりばめ、きらめく流水のような模様を表現した。金銀の箔や粉で模様を描いた上から漆を塗る伝統技法「白檀塗り(びゃくだんぬり)」を施し、模様を鮮やかに浮かび上がらせた。
山中塗の職人が手作業で塗るため、世の中に全く同じ模様は存在しない一点モノ。時間の経過で色合いが淡く変化し、愛用しながら育てる楽しみがあるそうな。
もちろん高価で…
見ての通りの高級感で、やはり値段もそう安くはない。ラインナップを紹介して締めくくろう。
もっともポピュラーなカリタの台形ドリッパーは「101ロト」「102ロト」の2種類。
101ロトブラック白檀 8,800円(税込)
サイズ(W×H×D):100×120×70(mm)
重量:280g
材質:陶器製
その他:1~2人用
102ロトブラック白檀 9,020円(税込)
サイズ(W×H×D):110×138×88(mm)
重量:370g
本体:陶器製
その他:2~4人用
キュービックミル白檀 24,750円(税込)
サイズ(W×H×D):78×175×165(mm)
重量:703g
容量:ホッパー約15g、粉受け約30g
本体:木製(ラバーウッド ※ゴムの木)
刃:鋳物
ハンドル:鋳鉄
手で挽くドリップコーヒー用のミル。キッチンにあったら格好良いですね。筆者の家には確か4,000円ほどだった通常品があり、愛用してます。
KH-10白檀 17,600円(税込)
ドリップコーヒー用の木製手挽きミル「KH-10」。丸みのあるボディへ厚塗りすることで漆が持つ輝きや高級感がさらに際立つモデル。
サイズ(W×H×D):68×178×168(mm)
重量:509g
容量:ホッパー約15g、粉受け約30g
本体:木製(ラバーウッド ※ゴムの木)
刃:鋳物
ハンドル:鋳鉄
コーヒースタンドMOKU白檀 24,200円(税込)
木製のドリップスタンド。漆塗りと相性の良い木製品。手持ちのコーヒー器具にもセットできる。
サイズ(W×H×D):140×190×198(mm)
重量:375g
材質:天然木
その他: 1~4人用のドリッパーをセットして使用可能
一般的な価格のカリタ商品は以下のリンクに。