福井銀行、店舗外ATMの一部をセブン銀行と共同設置に入れ替え / 運営コストが低下

福井銀行、店舗外ATMの一部をセブン銀行と共同設置に入れ替え / 運営コストが低下

2021年12月24日

福井銀行は2021年12月23日、店舗外に設置しているATMの一部を、セブン銀行との共同設置ATMに入れ替えると発表した。

セブン銀行とのATM共同化により、現金の出し入れだけでなく、電子マネーのチャージなど多様なニーズに応じられるようになるという。さらにATMの運営コストも下がる。

2022年4月から2年間をかけ、約70台を切り替えるらしい。

共同運営ATMでは入出金、振り込み、残高照会、カードローン、電子マネーのチャージ、海外で発行されたキャッシュカードとクレジットカードの利用ができる。

ただし、通帳の記帳や繰り越しはできない。

浮いたコストは他のサービスへ振り向けて

店舗外ATMを巡っては、北國銀行が全廃の方針を打ち出し、波紋を呼んでいる。

筆者としては「別に構わない」というスタンスで、このキャッシュレス時代、店舗外ATMに当てていたコストを別のサービスの充実に使ってほしいと思う。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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