福井銀行は2021年12月23日、店舗外に設置しているATMの一部を、セブン銀行との共同設置ATMに入れ替えると発表した。
セブン銀行とのATM共同化により、現金の出し入れだけでなく、電子マネーのチャージなど多様なニーズに応じられるようになるという。さらにATMの運営コストも下がる。
2022年4月から2年間をかけ、約70台を切り替えるらしい。
共同運営ATMでは入出金、振り込み、残高照会、カードローン、電子マネーのチャージ、海外で発行されたキャッシュカードとクレジットカードの利用ができる。
ただし、通帳の記帳や繰り越しはできない。
浮いたコストは他のサービスへ振り向けて
店舗外ATMを巡っては、北國銀行が全廃の方針を打ち出し、波紋を呼んでいる。
筆者としては「別に構わない」というスタンスで、このキャッシュレス時代、店舗外ATMに当てていたコストを別のサービスの充実に使ってほしいと思う。