2024年1月30日は富山県内で雪の立山が鮮明に見えました/「街を歩いてて、どうしても視界に見切れちゃう立山」を推したい

2024年1月30日は富山県内で雪の立山が鮮明に見えました/「街を歩いてて、どうしても視界に見切れちゃう立山」を推したい

冬の晴れ間に当たった2024年1月30日、富山県内では立山連峰が非常に鮮明に見えた。何枚か撮ってみた写真を、ここに公開しておきたい。

山を撮影する際は遠景にすると分かりやすくキレイな写真になるのだろうが、足掛け4年にわたって富山市内に勤務した筆者としては、どちらかと言うと、日常の風景の中で「どうしても視界に見切れちゃう立山」を推したい。

富山県民って、立山と共に生きているという自意識が強いと感じる。その距離感というのは、金沢市民に無理に例えると犀川・浅野川に相当すると言えそうだが、たぶん基本的にはもっと近しい。「立山に生かされている」ぐらいの感覚が大なり小なりあると思う。

そうした両者の関係を切り取る際に、遠景というよりは人々の営みが薫る街の隙間から顔を覗かせた光景の方が「富山らしい」と感じるので、日常的な風景の中の立山が魅力的なのだ。

次からが街の中から撮ったもの。

富山市内を走っていると、車で交差点を曲がった瞬間、正面奥に立山が「ドーンッ」とそびえ立つ場面に出くわす。住んでいると何となく慣れてくるものだが、筆者のように数年離れて再訪すると、いま再び、その圧巻の光景に感動した。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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