【決算ダイジェスト】小松マテーレ、エヌアイシ・オートテック、富山第一銀行の3Q

【決算ダイジェスト】小松マテーレ、エヌアイシ・オートテック、富山第一銀行の3Q

小松マテーレは通期利益予想を上方修正

小松マテーレの2023年4~12月期(第3四半期)決算は増収増益で、通期の各利益の予想を上方修正した。

3Qの売上高は前年同期比2.0%増の271億円、純利益は45.5%増の14億円だった。

エヌアイシは赤字

エヌアイシ・オートテックの3Q決算は営業、経常、純損益は赤字で着地。

黒字を見込む通期予想は変更しなかった。ただ、決算資料には今後の業績について「変化の激しい市場動向及び業績動向を現在精査中(中略)変更はありません。」と記したあたり、もしかしたら下振れする可能性もあるかも知れない。

富山第一は通期で過去最高益更新も

富山第一銀行の3Q決算は増益。経常利益は前年同期比37.2%増の91億円、純利益は28.3%増の57億円。増配、増益の通期業績予想は変更しないが、3Q時点で利益水準は通期計画や過去最高値を上回っており、このままいくと過去最高益を更新するかも知れない。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

PAGE TOP