EIZO(白山市)は2024年2月15日の取締役会で、実盛祥隆社長が会長兼CEOに就任し、取締役 常務執行役員資材部長の恵比寿正樹氏が社長兼COOに繰り上がるトップ人事を内定した。4月1日付で、以後は共に代表権を持つ。
恵比寿氏は東京大学農学部卒業後、日本長期信用銀行(現・SBI新生銀行)に入行。2004年8月にEIZOへ入った。2016年10月に執行役員、2021年6月に取締役に就任した。53歳。
実盛氏は現在79歳で、神戸大学法学部を卒業後に村田製作所へ入社。1994年5月にEIZOの常務に就き、2001年6月から20年以上にわたって社長を務めてきた。
2024年2月15日の取締役会では、サウジアラビアに販売子会社を設立することも決めた。EIZOは中東で2007年に代理店による販売を始め、2014年に現地社員を採用して販売を強化してきた。
中東最大の市場であるサウジアラビアでは、特に医療市場でトップシェアを獲得しており、今後は医療市場をコアに産業分野や航空管制などの各市場へ浸透を図るらしい。
設立予定日は2024年4月30日で、海外における100%子会社は12 社目となる。
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