三協立山、能登半島地震の影響による特別損失の見込みは20億円に/建物被害や操業停止でダメージ

三協立山、能登半島地震の影響による特別損失の見込みは20億円に/建物被害や操業停止でダメージ

三協立山は2024年3月11日、元日の能登半島地震の影響による特別損失として、2024年5月期決算に20億円程度を計上すると発表した。

建物や設備の修繕費が発生したほか、工場の操業停止に伴う損失を含んでいる。「20億円」というのは現段階で判明している金額で、これから前後する可能性もある。

大幅増益を見込んでいる2024年5月期の業績予想は、現時点では据え置く。今後、修正する必要が生じたら公表するらしい。

能登半島地震の影響額については2月、ショッピングセンター「アル・プラザ」を展開する平和堂が11億円の特別損失が発生すると発表している。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

PAGE TOP