金沢市の商業施設「片町きらら」に2024年4月25日、イオン系のクレーンゲーム専門店「PRIZE SPOT PALO片町きらら店」がオープンする。
全国に58店あり、石川県内ではイオンモールかほく(2階)に次ぐ2店目となる。
厳しい…
それにしても「片町きらら」ってファストファッション「H&M」にスギ薬局、貸衣装屋、住宅会社、イタリアンレストラン、百円ショップ、スマホ修理店、結婚式場があって、ここにクレーンゲームか…。
背に腹は代えられないのだろうが、誰に何を訴求しようとしているのか分からない施設になってきた。もっとも、周辺の商業施設はいずれも厳しい状況で、香林坊東急スクエアからは先日、ユニクロが金沢フォーラスに実質的に移転したばかり。
昔は「パティオ」として親しまれた竪町通りのビル「CoCoTTo金沢」は上層階の3~5階が簡易宿所として使われているほかは1階の一部に古着の「spinns」が入るのみ。2階と地下1階の全てと1階の大半は空きスペース。1、2階にブチ抜きで「ZARA」が入っていた華やかな頃の面影は、もうない。
個人的には思うところがいろいろあるのだけど、それは後日あらためて記事にする。
プラサカプコン/キャラカプ/カプセルラボ/プリマート
小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部では4月、カプコン直営のゲームセンター、物販、ガチャガチャ、プリクラの店がオープンする。
筆者は詳しくないのだが、それぞれ「プラサカプコン」「キャラカプ」「カプセルラボ」「プリマート」という名称。調べたところ、少なくともプラサカプコンとキャラカプは北陸初のもよう。
さて、最近は商業施設に空きスペースが出るとガチャガチャやクレーンゲームの店になる例が多い。
施設側は小銭稼ぎになるのだろうが、基本は「とりあえず空き区画を埋める」という延命処置的な枠内を出ず、施設の魅力うんぬんという本質には直結しないだろうから、個人的には良く思っていない。
この点で「カプコン直営」みたいな店は、お出掛けの目的地となる要素もありそうで、その動向に注目している。