【2024.4.25 決算ダイジェスト】PLANTが上方修正/小松ウオール工業は純益が過去最高、加賀市に95億円の新工場建設へ/ゲンキー好調

【2024.4.25 決算ダイジェスト】PLANTが上方修正/小松ウオール工業は純益が過去最高、加賀市に95億円の新工場建設へ/ゲンキー好調

PLANTが発表した2024年3月中間期の個別決算は増収増益で、同社は2025年9月期(通期)の業績予想を上方修正した。

売上高営業利益純利益
2024年9月中間期48,9561,232911
2025年3月期予想98,0002,0001,500
(2024年3月期実績)97,5481,569183
単位は百万円

小松ウオール工業が発表した2024年3月期の個別決算は増収で、各利益は1.5~1.7倍に伸長、純利益は過去最高となった。

2025年3月期も増収増益を予想し、純利益はさらに上積みを計画する。年配当は5円増の130円を予定する。

売上高営業利益純利益
2024年3月期実績43,5513,6402,775
2025年3月期予想46,0003,8002,850

同社は加賀工場の隣接地(加賀市新保町弐51-1)に新工場「加賀工場2号棟(仮称)」を建設する。

鉄骨2階建て、延べ床面積19,700 ㎡で、2025年2月に着工し、2026年6月に操業を開始する。投資金額は95億円。

主要都市部でオフィス需要が堅調に推移する中、可動間仕切の生産能力増強と出荷能力の強化を目的とする。生産ラインの増設と自動化設備の導入によって生産性の向上を見込むほか、研究開発棟の建設を計画しており、新規製品の創出に向けた取り組みを進める。

また、第三工場(小松市工業団地2-16)から生産ラインの一部を新工場に移設し、第三工場の製品保管スペースを拡張する。


Genky DrugStoresが発表した2024年6月期第3四半期の連結決算は増収増益。期末配当予想を従来から50銭上乗せして13円とする。これにより、年配当は前期より50銭多い25円50銭を見込む。

売上高営業利益純利益
第3四半期実績136,5876,4944,456
通期予想183,0008,3005,800

同社は2024年6月20日を基準日として、1:2の株式分割を実施する。直近の株価が6,000円前後なので、3,000円前後で帰るようになるとみられる。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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