ANAクラウンプラザホテル金沢は2024年4月27日、今シーズンのビアテラスの営業を始める。GW前の営業開始ということで、金沢のビアガーデン市場では最も先陣を切ってのスタートとなる。
コロナ禍を経て食事ニーズが変わる中、今年は食べ放題を「完全復活」させるほか、通常より利用時間を長くしたり短くしたりできるように。また、地ビールや地酒が飲み放題の上級プランも設ける。追加料金を払えば楽しめる特別シートも引き続き用意した。
筆者としては、ビアガーデンというと「男性4,500円、女性4,000円」みたいな1プランしかないイメージだが、ANAクラウンプラザホテル金沢ではさまざまな選択肢があり、自分たちの希望に即した時間を過ごせる(もちろん、料金は高め。後述する)。
今回、縁あって事前に潜入できたので、ほぼ写真のレポートを掲載する。ちなみにGW期間中は大人が1,000円引きなので、興味ある方はお早めに。ちなみに、10月6日まで。
一生分の肉
筆者と同行した30代男性が、席について早々に力強く宣言していた。
「今日は一生分の牛タンを食う!」
牛タン定食って、普通は2,000円ほどするもの。一方、食べ放題で出てくる「タン」といえば、すごく薄かったり、牛ではなく豚のタンだったりするイメージ。ところが、ここで出てきたのは厚さが5mmぐらいはありそうな牛タン。
確かに「元を取ろう」的な感覚なら、ひたすらタンを食べるのも上策かも知れない。
副菜が充実
ホテルならではというか、よくあるビアガーデンと違うのは、副菜が充実していることだろう。
通常のビアガーデンの副菜って、フライドポテト、鶏肉の唐揚げ、焼きそば、たこ焼きみたいな茶色っぽいものが多い印象。でも、ここではサーモンや生ハム、サラダ、中華料理、スイーツなどが(筆者はほとんど肉しか食べないので関係ないけど)充実している。
地ビール・地酒が飲み放題
ちなみに、気になる料金を表にすると、以下のような感じ。
このうち「エグゼクティブ」というのが新設された上級プランで、通常のビールやカクテルなどに加え、地ビールや地酒が飲み放題になる。
地ビールって、地元スーパーでも見掛けるけど、どうしても大手メーカーの製品と比べて価格が高め。だから、意外に飲む機会は少ないし、まして飲み比べるような機会はなかなかないと思う。このプランは嬉しい。
追加料金で特別シートも
別料金だけど、少し特別なシートも引き続き用意されている。筆者個人は予算制約の中でシートより飲み物の方が優先度が高いけれども、余裕のある方やアルコールにこだわりの小さい人は、良いかも知れない。
最後に、特別シートの画像2枚と会場の画像3枚を掲載。
さて、筆者(38)も負けじと「一生分の肉」を食べようと張り切ったのだが、食べ過ぎて少し胃もたれが…もう若くないな…。皆さん、食べ過ぎに注意しながら楽しんで!