グローバル電子、金沢市内に農業法人を設立、工場を増設/スマート農業分野を強化

グローバル電子、金沢市内に農業法人を設立、工場を増設/スマート農業分野を強化

電子部品メーカーのグローバル電子(東京)は農業法人グローバルファームズ(金沢市)を設立するとともに、子会社のグローバルマイクロニクスが金沢工場(金沢市北陽台)に第二工場を建設すると発表した。スマート農業分野を強化する。

グローバルマイクロニクス金沢工場(金沢テクノパーク)の増築イメージ図

農業法人グローバルファームズは2025年、かほく市高松町で37aの農地を借りて高級ブドウやスイカ、サツマイモなどの生産を始める。

隣接する35aのグローバル電子高松実験農場では現在、スマート農業用IoT機器を開発している。農業法人グローバルファームズは新たに借り受けた農地でスマート農業を展開し、5年後に石川県内の栽培面積を5haにまで拡大したいという。

これらスマート農業用IoT機器を製造するグローバルマイクロニクス金沢工場で増設する工場は、延べ床面積が1,342㎡で、2025年11月に竣工する見込みとなっている。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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