住宅メーカーのAXSデザインが能登半島地震の被災者へ向けて復興支援平屋を開発/低コスト・短納期で住み替え実現

住宅メーカーのAXSデザインが能登半島地震の被災者へ向けて復興支援平屋を開発/低コスト・短納期で住み替え実現

AXSデザイン(金沢市)は高い断熱性と制震性能を備えた規格型コンパクト平屋住宅「cutto with」を発表した。能登半島地震を受けてスタートしたブランドで、早期の住み替えを支援する。

「高性能と安全性の両立」「規格化による低コスト・短納期」「暮らしやすさとデザインの自由」を特徴としている。建築価格は2LDKで1,048万円(税込み1,153万円)から。

同社の代表者は珠洲市出身で、被災者の一刻も早い生活再建を支援しようと、新ブランドを始めた。

■『cutto with』建物概要

 寸法     :間口:6.37~7.28m(3.5~4間)/奥行:7.28~11.38m (4間~6.5間)

 構造     :木造軸組( 剛床) 工法:剛床(28㎜合板)/主要構造材:3.5寸

 階数     :平屋

 間取り    :2LDK・3LDK

 施工面積   :52.99~74.52㎡(16.03~22.54坪)

 延床面積   :51.61~73.14㎡(15.61~22.12 坪)

 断熱性能等級 :等級5

 断熱性能   :0.48W/㎡K(参考UA値)

 一次エネルギー消費等級:等級6相当( 最高等級) 

 耐震等級   :等級1(耐力壁:筋交い)+ 制震装置

 劣化対策等級 :等級3相当 (最高等級) 

 維持管理対策等級 :等級3相当 (最高等級) 

 換気システム :第三種換気システム

 基礎耐久設計基準強度 :30N/mm2(補正+6) (計画供用期間 約100年)

 外部建具(窓) :ペアガラス樹脂窓

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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