【内覧会レポート】イオンモール白山の新店「ちきゅうのにわ」は子どもが遊びながら学べる屋内遊園地/2025年2月21日オープン

【内覧会レポート】イオンモール白山の新店「ちきゅうのにわ」は子どもが遊びながら学べる屋内遊園地/2025年2月21日オープン

2025年2月16日

イオンモール白山の1階に2025日2月21日、子ども向けプレイグラウンド「ちきゅうのにわ」がオープンする。内覧会にお招きいただいたので訪れると、同行した我が子は2時間ぶっ通しで遊んでなお「また来たい!」と意欲を示すほど気に入ったようだ。

施設の概要

「ちきゅうのにわ」はイオン系ゲームセンターを手掛ける「イオンファンタジー」が展開している。イオンモール白山は全国8店目で、石川県内ではイオンモールかほくに次いで2店目となる。

イオン系のショッピングセンターは国内に無数にあるのに、ちきゅうのにわ8店のうち2店が石川県というのは、どういうことか。実は「雨や雪の日が多い石川県の子どもが屋内でのびのびと遊べるように」という背景があるらしい。

イオンモール白山の新店はTSUTAYAの隣で、もともとフードコートがあったところ。面積は330坪。後述するが、今回の施設はフードコート時代の特徴でもあった大きな吹き抜けを活用し、他の「ちきゅうのにわ」にはない大型遊具を初導入した。

営業時間は10~21時(受け付けは20時まで)。料金は下の写真にある通りで、平日60分は子ども1,200円(休日1,400円)、大人600円(休日700円)となっている。

8エリアがある

施設は0~12歳が対象で、子どもを含むファミリーが遊びながら地球のことを学べる仕組みになっている。

具体的には「空」「北極」「火山」など8つのエリアに分かれ、それぞれエリアにまつわる豆知識が掲示されている。子どもは単に遊ぶだけでなく、同時に地球のことを学べる。

ただ、我が長男(8)、長女(5)は遊具に夢中で豆知識の掲示には気付いてなかった……。

火山エリア(全高6mの滑り台)

では、いくつかのエリアを紹介する。まずは「火山エリア」。フードコート時代からの吹き抜け空間を生かし、全高6mの「マグマスライダー(=滑り台)」が目を引く。

4枚目の写真の通り、上から見下ろすとかなり高いのだが、子どもたちは楽しそうに滑っていた。このスライダーは、ちきゅうのにわ初導入だという。

スライダーの手前には火山の遊具があり、噴火口にボールを投げ入れておくと、定期的に噴火口から空気が出るたびにボールが飛び出してくる。たくさん入れすぎると、重すぎて噴火しない。

北極エリア

「北極エリア」にも、同じく吹き抜け空間を生かした「カモメグライダー」という遊具がある。これは全長が17mで国内最長クラスだそうな。

屋外の公園で見かける「ふわふわドーム」もある。

楽しそう。

地層エリア

抗菌砂を使った砂場。

氷山エリア

小さめの滑り台、ボールを充填して的に向けて飛ばす遊具がある。

山エリア

意外に興味深いのが「山エリア」で、世界各国のブロック・知育玩具が置いてあり、遊び方を紹介するVTRも流れている。

都市エリア

お花屋さん、アイスクリーム屋さんなど6つの「ごっこ遊び」ができるほか、イベントやワークショップができるスペースもある。

地球や自然、SDGsに関連したイベントやワークショップを実施してくれる企業や団体を募集しているそう。謝礼は交通費のみ。

雑感

確かに悪天候の多い当地に、これ以上ない子どもの遊び場ができたと感じたが、正直に言うと家族数人でちょくちょく利用するには料金が安くないなあ…。もっとも、施設の満足度は間違いなく高いので、費用面を許容できる方は、ぜひ行ってみてください。

その際、きっと1時間では子どもが飽き足らず延長する羽目になるでしょうから、最初から1dayパス(平日のみ、子ども1,800円、大人800円)を買うのが賢明だと思います。年間パスポートとか回数券があっても良いかもなあ。

以上、写真ばかりのレポートでした。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

PAGE TOP