元お笑い芸人で著名投資家の井村俊哉氏が共同創設した投資顧問会社の助言を受ける運用会社fundnote（東京）は2025年5月9日、川田テクノロジーズ（南砺市）の株式保有比率が5％超になったとして、関東財務局長に大量保有報告書を提出した。
4月30日時点で保有する株式は1,747万株余りで、発行済み株式総数に占める保有比率は5.94％となる。
保有目的を要約すると、投資信託の信託財産の運用のため保有し、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す方針だが、今後、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合があるという。
川田テクノロジーズは川田工業を中核とするグループの持ち株会社。鉄骨、橋梁の大手で、PC土木やシステム建築も手掛けるほか、航空事業やロボット事業にも注力している。
2025年3月期の連結決算は5月13日に発表する予定で、いまのところ見込み売上高は1,300億円、見込み純利益は88億円と公表されている。
