ドイツの高級筆記具ブランドで、万年筆「スーベレーン」シリーズなどで知られるブランド「ペリカン」が2025年6月中旬、加賀蒔絵の万年筆「金魚」を数量限定発売する。

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万年筆「金魚」は加賀蒔絵師の新田義明氏を作者に迎え、ペリカンM1000の漆黒の表面に、漆を塗って磨く作業を何度も繰り返す「加賀研出高蒔絵」という技法を駆使して図柄が描かれた。
価格は495,000円。世界限定123本の販売で、日本国内では25本のみ販売される。全国の百貨店や筆記具専門店で取り扱われる。

「ペリカン」は1838年に化学者のカール・ホーネマンが画期的な絵画インクを発明し、画材メーカーとしての基盤を築いたことに端を発する。のちに筆記具の製造にも着手し、ブランドアイコンとなるグリーンストライプが誕生した。
私はスーベレーンのボールペンを持っていて愛用しているが、天冠(てんかん)部分にあるペリカンのマークが所有欲を満たしてくれて、書くのが楽しくなる。いつかスーベレーンの万年筆もほしいなあ。

