緩やかに増減するものは、日々の変化に気付きにくい。ひと昔前から固定化された感覚のままでいると、いつの間にか実態と大きな開きが生じていることがある。
先日、奥能登4市町の人口が、私が記者として赴任していた15年近く前から(ほぼ)半減していることを知って衝撃を受けた。「人口減少」という言葉で何かを分かった気になっていて、正確な実像が見えていなかった気がした。
そこで、あらためて北陸3県の市町村の現状を把握しようと、2025年10月1日時点の市町村別人口ランキングを作成し、虫食いクイズにしてみた。作成に当たっては「都道府県市区町村」というサイトを参考にさせてもらった。
※最近は「金沢に日本海側最高層のビルができる!」と他人のフンドシでドヤる風潮もあるようだが、そもそも単純な数量や大きさで優劣の決まる時代はだいぶ昔に終わったでしょ、と感じる。同じように、この記事も人口が多い・少ないで自治体の優劣を論じる趣旨はないので悪しからず。
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【Q】富山県

【Q】石川県

【Q】福井県



【A】富山県

【A】石川県

【A】福井県

北陸3県の統合版

どうでしたか?
こうしてクイズにしてみたものの、人口の増減はニュースになりやすく、日ごろから意識しやすい指標なので、簡単だと感じた方もおられたかと。次はもう少し難しい問題として「面積編」も作ってみようと思います。

