アル・プラザ金沢の別棟に焼き鳥・焼きとん店/ミスド、松のや跡地で2022年3月21日オープン

アル・プラザ金沢の別棟に焼き鳥・焼きとん店/ミスド、松のや跡地で2022年3月21日オープン

2022年2月19日

アル・プラザ金沢(金沢市諸江町)の別棟に2022年3月21日、「豚炭一丁 やきとり・やきとん」(とんたんいっちょう)がオープンすることが分かった。

ジェイシーフーズ(金沢市)が展開する飲食店で、この業態としては同市内に4店目となる。

ジェイシーフーズのホームページより

出店場所はアル・プラザ金沢の県道299号に面した建物で、直近は松屋フーズホールディングス(東京)のトンカツ店「松のや」があった建物。

20代以上の人には「ミスタードーナツがあった大通り沿いの建物」と言った方が馴染みがあるかも知れない。大通り側から見ると、右手のミスド、左手のココスが敷地の門のように鎮座し、駐車場越しの奥にアル・プラザ金沢本館が見える位置関係だ。

工事中の店舗。左奥がアル・プラザ金沢の本館

同社ホームページによると、焼きとんは1本90円から、つくねが130円から、焼きとりが90円からとリーズナブルな価格設定。野菜串、海鮮串、串カツもある。だし巻き玉子やホッケ、ご飯ものなども一通りそろえている。

同社は現在、豚炭一丁の伏見台店、金沢駅前店、押野店を経営。別業態として「ホルモン一丁」の若宮店も展開している。

アル・プラザ金沢、実はもう開業29年目

小学校時代を津幡町で過ごした筆者としては、当時、最寄りの大型商業施設と言えばアル・プラザ金沢だった。だから、ミスドとココスの間を通る度、どこか胸が高鳴ったものだ。

調べると、アル・プラザ金沢は1993(平成5)年10月に開業しており、既にオープンから29年目を迎えている。それだけの年数が経てば、どんどん寂(さび)れていきそうなものだが、コロナ禍の今もテナントはほとんど埋まっており、平日も買い物客は多い。

アル・プラザ金沢だけの特別な商品があるわけでもないので、立地の良さや悪天候時に重宝する立体駐車場があるのが人気の秘訣なのだろうか。それでも、松のやはオープンしたと思ったら、いつの間にか閉店していた。同所に思い入れを持つ者として、次の「豚炭一丁」には、ぜひ定着してほしいと願っている。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、北國新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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