ケン・コーポレーション(東京)とケン不動産リース(同)は2022年3月4日までに、金沢市尾張町1丁目の日本郵政金沢ビル跡地で開発しているホテルの内装に関するイメージパース数点を公表した。
上記の記事にもある通り、ホテル名は「ザ ホテル山楽 金沢」となり、開業は今年(2022年)12月になる見通し。
客室数は215室を予定している。
もともとの計画によると、敷地面積は1227坪で、地上6階、地下1階建て、延べ床面積4797坪の建物をつくる。
土地は日本郵便が所有したままで、ケン・コーポレーションが土地を借り受けてホテルを開発し、ケン不動産リースがホテルを運営する予定となっている。
既に建物の建設が始まっており、年末の開業へ向けて工事が着々と進んでいる。
さて、ホームページで公開されているイメージパースは以下の通り。
新ホテルの建設地から徒歩圏内にあり、姉妹ホテルのような位置づけとなる「金沢白鳥路 ホテル山楽」が「大正ロマン」をテーマとしたコンセプト重視のホテルであるのに対し、こちらは黒色を基調とした正統派(?)の高級ホテルのようなたたずまいとなるようだ。
随所に金色が散見されるのは、金沢箔をインテリアにあしらっているのだろうか。宿泊するとなると、それなりの金額になるようで、地元住民にはなかなか手が届かないが、機会があれば館内を見学してみたいと思える内装である。