生活協同組合コープいしかわは2022年5月下旬、小松市白江町に食品スーパー「コープこまつ」をオープンさせる。コープいしかわとしてリアルの店舗は3店舗目となる。
営業時間は9:30~21:00。テナントとしては、地元・小松のパン店経営「トントンハウス」がインストアベーカリーの「食パンのtonton」、総菜がカネ美食品(名古屋市)になるもよう。
実は、これに先立つ2021年(昨年)4月、食品スーパーで地場最大手のアルビス(射水市)はインストアベーカリー事業の仕入れから販売までを行う子会社A&S(同)を、手作りパン工房「トントンハウス」を運営するサンモア(高岡市)とともに設立し、 同7月に事業を始めた。
ってことは、アルビスの息がかかった店が、小松のコープの店に乗り込むってことか⁉ これは胸騒ぎがするぞ‼
と思って調べたら、早とちりだった。
どうやら、小松のパン店経営会社「トントンハウス」の創業者は、その昔、サンモアがやっている高岡のパン店「トントンハウス」で修業しており、独立後にサンモアの了承を得て社名をトントンハウスにしたそうだ。なんと、ややこしい。
ちょっと話を膨らませ過ぎた。パンだけに。
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さて、立地はクスリのアオキ白江店の隣で、直近はカー用品店だった場所。
近所には食品スーパー「バロー」や家電量販店「100満ボルト」、リサイクルショップ「ハードオフ」などが立地している。
コープは全国的にコロナ禍で非接触の食品調達手段として注目され、売り上げも好調なはず。
ただ、中長期的には人口減少のメガトレンドの下、ドラッグストアやディスカウントショップ、食品スーパー、Amazonなど多様なプレーヤーとの競争関係が、より激しくなるとみられる。リアルの店舗も含めて顧客との接点を増やして結びつきを深める狙いがあるのだろう。