大黒天物産(岡山県倉敷市)は2022年5月19日、野々市市中林2丁目で「野々市南店」をオープンした。ラ・ムー関連の話題は当サイトでも屈指の人気を集めており、筆者はオープン初日、生まれて初めてラ・ムーに足を踏みいれ、圧倒的な低価格に驚いた。
道路にはみ出すほどの渋滞ぶり
筆者が店を訪れたのは19日正午ごろ。つい先日まで工事車両が止まっていた駐車場は買い物客の車がぎっしり。駐車場の出入り口には「満車」の掲示があり、道にはみ出した車列を、警備員の方々が忙しそうにさばいていた。
入り口でチラシを受け取る。日替わりセール品のうち、いくつかの商品の価格(税込み)をピックアップしてみる。
【19日】
日清オイリオ キャノーラ油(1,000g) 158円
明治 スライスチーズ 各種(7枚) 98円
石川県産コシヒカリ(10㎏) 1,980円
熊本県産他 トマト(1玉) 58円
【20日】
サンヨー食品 サッポロ一番 各種(5食入り) 198円
包丁切り 讃岐うどん(200g) 9円
カゴメ ウスターソース/とんかつソース(500ml) 88円
【21日】
日清フーズ フラワー小麦粉(1㎏) 98円
タカノフーズ おかめ仕立て納豆(45g×3) 50円
エースコック スーパーカップ 各種 78円
味の素 ギョーザ(12個入り) 98円
【22日】
味の素 ピュアセレクト マヨネーズこくうま(360g) 98円
熊本県産 ミニトマト(100g当たり) 58円
丸美屋 麻婆豆腐の素 各種 128円
食品スーパーによく行く人が見れば、この安さが分かるはず。
さて、店内に入ると、レジ前には各列10~15人ほどの長蛇の列が目に入る。
初めてラ・ムーに入った筆者が驚いたのは、棚の形状。
30mほどあるような長い棚が、店の手前から最奥まで切れ目なく続いている。一般的なスーパーだと、縦横無尽に回遊しやすいように、店の中ほどで棚が切れていると思うが、それがほとんどない。
限られたスペースに、より多くの商品を陳列するためだろうか。
見慣れないので違和感は大きいが、慣れて、どこに何があるか把握している買い物客にとっては便利なのだろうか?
弁当が200円以下!?
再び驚いたのは惣菜や弁当の価格。カツカレーや丼類は200円台。
そして、弁当は200円を切ってくる。
しかも「唐揚げ定食は肉と米しか入っていない」といういかにも低コストな内容ではなく、見る限り、何品もおかずが詰められていて、コストパフォーマンス的にはかなり高そうな品が並んでいた。
お昼時とあって筆者も手が伸びかけたが、レジの行列を思い出して「弁当1つのために列に並ぶのもな…」と考え、今回は自重した。
上述の日替わり品以外にも、22日までのオープンセールでは、期間を通じてずっと特価の商品もある。
いや、面白かった。しばらくは混雑が続きそうだが、まだラ・ムーに寄ったことのない方は、ぜひ!