東証スタンダード上場のコマニー(小松市)は2022年6月22日、同社創業家が役員を務めるコマツコーサン(同)によるMBO(経営者らによる株式の公開買付)が成立する見込みになったと発表した。今後、コマニーは非上場化する。
コマニーによると、5月11日~6月21日の募集期間には、801万株余りの応募があった。コマツコーサンは現状で議決権所有割合10.11%の筆頭株主だが、買い増しによって97.78%を保有することになる。当然、買付予定数の下限を超えているので、MBOは成立となる。
石川県内では2022年に入り、スペースバリューホールディングス(金沢市)、アイ・オー・データ機器(同)が上場を廃止している。