新規上場のサンウェルズ、初値は公開価格を18%上回る2,300円/最高値は2,800円

新規上場のサンウェルズ、初値は公開価格を18%上回る2,300円/最高値は2,800円

2022年6月27日

第1報を前場終了段階でアップしましたが、後場も終えた時点で赤字の箇所を追記しました。

2022年6月27日に東証グロース市場へ上場したサンウェルズ(金沢市)の初値は、公開価格を18.6%上回る2,300円となった。

公開価格は1,940円。

午前9時半すぎに初値を付けた後は伸び悩み、下落する局面もあったが、前場(午前のこと)の終わりにかけて急騰。日経平均が1%程度の値上がりで推移する地合いも手伝ったか、2,530円の高値まで付け、少し落ち着いて2,520円で取引を終えた。

後場に入ってからは午後1時すぎにいったん2,700円を終えると、下落方向に。一時は2,500円を割り込んだが、2時50分ごろから急騰し、2,800円で高値引けした。

手元の楽天証券のアプリでは出来高が428万7,800株、売買代金が104億1,554万円だった。引け値での時価総額は328億7,200万円となっている。

小松マテーレは年初来安値を更新

27日前場の取引では、小松マテーレ(能美市)が一時1,147円まで値下がりし、それまで年初来安値だった2022年1月27日の1,148円を下回った。

別に何か悪材料があったわけではないと思うが、5月下旬から一貫して値下がりを続けており、当時から2割以上、値下がりしている。

国分 紀芳

国分 紀芳

1985年生まれ。石川県出身。慶應義塾大学商学部を卒業後、地元新聞社に入社。キャリアの大半を経済記者として過ごす。2022年2月に独立・起業した。

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