百貨店業の大和(金沢市)が2022年7月12日に発表した2022年3~5月期(第1四半期)の連結決算は、実質的に増収で各損益が黒字転換した。同社の決算を3カ月(四半期)ごとに見ると、営業黒字になるのは9四半期ぶりとなる。
新たに収益認識基準を変更した下での売上高は39億2,700万円で、旧基準に換算すると、前年同期比9.6%増の96億8,100万円となる。
営業損益は9,100万円の赤字から1億1,300万円の黒字、経常損益は3,800万円の赤字から1億5,400万円の黒字、純損益は5,800万円の赤字から7,100万円の黒字になった。同社ではコロナ禍に入った2020年3~5月期以降、8四半期連続で営業赤字が続いていた。